依頼された遺品整理のナカミ

遺品整理の仕事で、以前「アルバムから家族で写っている写真を探してほしい」と依頼されたことがあります。

1人暮らしのお母さまが亡くなられて、その子供たちからの依頼でした。

突然の訃報ということで、生活用品など、もろもろは使ったままの状態。

もともと整理が苦手だった方らしく、マンションの3LDKの部屋は乱雑なまま残っていました。

こういう場合、貴重品などを分別して、残りは一般廃棄物として処理してしまうのが通常ですが、「写真を探してほしい」という依頼だったので、見積もりの時に少し時間をいただいて丁寧に探すことになりました。

普通、写真といえば、アルバムに入れてあるものです。

依頼をうけたときも、すぐに見つかるだろうな・・・と思ったのですが、置いてあったアルバムにはすごく古い写真と、最近撮った、友人との旅行写真などしか残っていませんでした。

先に亡くなられたご主人と家族全員の写真はどこを探しても見つかりません。

これは存在しないのでは?と思っていた矢先、ウチの女性スタッフが発見したんです。

それはパスワードでロックされたタブレット端末の中にありました。

お母さまは、写真をデータの形で保存していたんですね。

だからアルバムにはなかったというわけです。

保存されていた写真はおそらく破棄してしまったのでしょう。

これは見つからないはずです。

もちろん遺品整理の際、パスワードロックを外すのは、家族の許可をもらって正式な手続きを踏んでということになりました。

時間はかかりましたが、見つけられて良かったです。

デジタルの遺品について興味深い記事が…http://toyokeizai.net/articles/-/179859

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