富豪の孤独死に人生をおもう

遺品整理の仕事をしていると、日常ではなかなか出会えないこともたまにあります。

孤独死の現場・・・・なんていうのがそうですね。

孤独死となると、賃貸物件の場合、特殊清掃が必要になったりする場合も多く、これは専門のスタッフが行うことになっています。

孤独死の現状に関しては⇒おひとりさまの行く末は・・ 孤独死について – NAVER まとめ

私は、協会で「遺品整理士」を持っているんですが、この特殊な場合は、やはり専門家が必要で法律知識にも詳しい人が当たります。

孤独死というと、貧困・・・とつながるイメージがあるかもしれませんが、私が経験した事案では、都内の一等地でしかも高価な物件で起きていました。

天涯孤独の人生だったようで、会社の経営者でもあったのですが、遺品整理を依頼してきたのは、顧問の弁護士。

出かけてみると、家電、家具など超一流の品物ばかり。

これはもちろん買取ということになるのですが、通常の場合と違い、かなり念入りに価格を決定しました。

遺品には、歴史的なものもありました。

鑑定を依頼したいような品々です。

遺書では、値段が××以下の物はすべて処分して、遠い親戚に渡し、そのほかの遺品は、寄付となっています。

これがまた大変な作業で、はじめて遺品整理の仕事で一か月以上かかるという案件を経験しました。

これだけで小説が書けるというような、壮大なものです。

最期の時にひとりぼっちというのも寂しいですね・・・と担当の弁護士の方に、ふとつぶやいたところ、

「人は一人で生まれ、一人で死んでいくものなんです。」と言われました。

奥が深いお言葉です。

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